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未成工事支出金

2015.04.24 17:00:00

現場所長さんに知ってほしい建設業の経理があります。
今日は「未成工事支出金」についてです。
 
言葉の意味を説明します。
未だ完成していない工事の出て行くお金を管理する、勘定科目名です。
 
なぜ、現場所長さんに知って欲しいかというと、
取引先から受け取った請求書を経理さんに「これ支払っといて」と言って渡していますよね。
それが、未成工事支出金なんです。
 
では、未成工事支出金の中身をみていきましょう。
以下は代表的な例です。会社によって違います。
 
未成工事支出金  ←科目
  材料費      ←補助科目
  労務費
  外注費
  現場経費
    現場監督費
    法定福利費
    家賃
    水光熱費
    リース料
    運賃
    通信費
    事務用品費
    消耗品
    ・・・・・
 
見積書や実行予算の内訳を簡略にまとめた感じですね。
 
では、経理さんはどうやって処理しているのか。
例です。
 
取引先から材料代の請求書が届きました。
(貸方)未成工事支出金(材料費) 108,000円 | (借方)工事未払金 108,000円
 
翌月、上記を支払いました。
(貸方)工事未払金 108,000円 | (借方)当座預金 108,000円
 
こうやって処理しているのですね。
建設業法により、工事ごとに仕訳を作成する必要があります。
だから、工事別、取引先別、科目別に事細かく管理されています。
結構な労力です。
 
でも細かく管理するからこそ、管理力が上がるんですね。
 
経理さんが、未成工事支出金と言ったら、建設中の現場のお金のこと言ってるなと思ってください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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